フランスを食す 第4弾 究極のマリアージュ 於 2004/10/5 名古屋長者町 レストラン ツキダテ

4月9日と16日の2日間、20名、24名の方々と楽しくワイン会をおこなうことができました。ありがとうございました。
ワインの出来る背景、その生産者などの説明はフランスから帰国後、ずっと自分自身やりたかったもので、会場の千種区覚王山にあるレストラン「櫻や」さんの全面的なご協力の下実現でき、私自身も存分に楽しませて頂きました。皆様に心より感謝申し上げます。

是非今後もいろいろなテーマで、フランスの現場でのエピソードを交え、皆様のご意見参考にさせて頂きながら楽しく継続していければと思っております。何かと不慣れで至らないことばかりとは存じますが、今後ともよろしくお願い申し上げます。 次回は5月もしくは6月の第2週の土曜を考えております。またよろしくお願いいたします。内容決まり次第、e-mailまたはHP上でご案内させていただきます。是非また皆様のご参加お待ち申し上げております。 


−レストラン櫻や− (レストランさくらや)
素材を選び、ヘルシーでカジュアルに提案している「櫻や」さん。
ピザ、パスタなどのイタリアンをベースに「フレンチ手羽先」、「特製どて煮」などオリジナリティー豊かなメニューです。窓も広く自然光もタップリ。開放感豊かな明るく心地よい店内です。地下鉄覚王山駅の真上でアクセスも最高!ランチから良く賑わっています。桜井さんご夫婦を中心にとても熱心なスタッフ。是非皆様気軽にお立ち寄りしてみてください。 >>お店の連絡先・地図はこちら(画像:約40K)


 Blancs

1: マコンヴィラージュ ‘02  Macon Villages
生産者:ジル&カトリーヌ・ヴェルジェ   生産地:マコン   ぶどう品種:シャルドネ

  
フランスの旅の中で初めに出会った“ハッ”としたワインです。そのワインは、畑で働くことにより、免疫性の高い健全なぶどうから、人工的な化学物質(砂糖、酵母、SO2…)に頼らず本来のワインを造ろう、という生産者のパッションあふれるものでした。そのかけがえのない感動の出会いを書いた資料も是非ご参考下さい。

2: ヴーヴレー ドゥミセック ‘02 Vouvray demi-sec
生産者:ニコラ・ロナー  生産地:ロワール  ぶどう品種:シュナン・ブラン

   
天才的なワイン造りのセンスを持つニコラ。それらのワインはいろいろな逸話を創っています。
きっとこれもそんなワインの一つ。酸化防止剤(SO2)、フィルターを好まないため、ビン詰め後ワインが再び発酵を始めました。出来る限り自然を尊重するスタイルの証。でもその泡がとても心地いいのです。

3: アルザス ピノブラン ‘03  Alsace Pinot Blanc
生産者:マーク・クレイデンワイス  生産地:アルザス  ぶどう品種:ピノブラン

  
アルザス地方は多様なぶどう、多彩な土壌があり、大きな可能性を感じるエリアです。
そこで長く無農薬を実践し、その風土を見事に反映した素晴らしいワインを造っているマーク。
まさにアルザスの可能性を感じる、指標となるものです。
2003年は異常なまでの日照りの年。北のアルザスにしてそのふくよかさがよく表れています。

4: アンジュブラン “レ ボンヌブランシュ” ‘00  Anjou Blanc Les Bonnes Blanches
生産者:ルネ・モス  生産地:ロワール  ぶどう品種:シュナンブラン

 
‘99よりここでワイン造りをするルネとアニエス。そのワインもさる事ながら、彼らの人柄は、多くの生産者たちから大変好かれています。
“ボンヌブランシュ”はこの地で素晴らしいぶどうの出来る畑です。しっかりとコクのある味わい。熟成と共に複雑さが増してきました。

 Rouges

5: ボジョレー ‘02  Beaujolais
生産者:イヴォン・メトラ  生産地:ボジョレー  ぶどう品種:ガメイ

 
「あー、ボジョレーね」。しかし通常のそれとは違います。軽い味わいですが、その中にとても上品で繊細な、澄み渡った味わいがあります。芸術的なボジョレー。じっくり味わってみてください。

6: カオール ‘00  Cahors
生産者:ジル・ブレイ  生産地:南西地方  ぶどう品種:オークセロワ、タナ

 
“カオール”というと、渋みが多くしっかりとしたものが多いのですが、これはとても優しく穏やか。そのわけは... 現場を訪れて実感しました。

7: フルーリー ‘02  Fleurie
生産者:イヴォン・メトラ  生産地:ボジョレー  ぶどう品種:ガメイ

 
5のボジョレーの上級品。より豊かな味わい。

8: コートドルーション “ソワフ・デュ・マル”  ‘03  La Soif du Mal   生産者:ジャン・フランソワ・ニック   生産地:コート・ド・ルーション  ぶどう品種:グルナッシュ、カリニャン、シラー

  
若手生産者、ジャン・フランソワ。南フランスの農協で、伝説的なサクセスストーリーを創った人物です。その自由な発想、センス、そして親しみやすい人柄は、多くの若手生産者の指標となっています。南の太陽を感じるしっかりとした味わい。

9: コートデュローヌ “ギャリーグ” ‘03   Garrigues
生産者:マルセル・リショー  生産地:コート・デュ・ローヌ  ぶどう品種:グルナッシュ、シラー

  
1974年より自然を尊重したワイン造りを続けるマルセル。丁寧に造られたそのワインは、しっかりとした力強さの中に、上品で繊細な味わいがあります。

10: ピノ・デ・シャラント ロゼ  Pineau des Charentes
生産者:ブラー・ブランシャー  生産地:コニャック  ぶどう品種:メルロー

    
コニャック(ブランデー)に収穫されたぶどうの果汁をブレンドし、3年 ほど熟成した、アルコール17%の甘口の食前・食後酒。きれいなロゼ色。アルコールを感じさせないバランスのよい心地よい味わい。甘いのに爽やかな後味... イチゴのタルトなどのデザートと!

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